ネットカフェ以外にもいる難民たち

NNN系列のドキュメンタリー番組でネットカフェ難民と言う言葉が広く浸透しました。

2007年放送の年の新語・流行語大賞のトップテンに入るほど、世間に伝わった言葉でもあります。

リストラや倒産などで仕事をなくし、収入がなくなり生活費確保が難しく、住む家も追い出されて難民状態に陥る。

ネットカフェは24時間営業で、しかも低価格などのナイトパックがあることから寝泊りする人々が増えました。

ネットカフェで寝泊りして仕事へ行く人々の事をネットカフェ難民と呼んでいますが、実にはネットカフェ以外で寝泊りしている人はいます。

たとえば24時間営業しているファーストフード店。

多く見られるのがファーストフード店大手のマクドナルド、こちらのお店で寝泊りしている人も増えたことから「マック難民」と言う造語も生まれました。

マクドナルドのメニューには100円などのリーズナブルな料金メニューがあり、例えばコーヒー1杯で一晩を過ごす人もいるそうです。

100円マックと呼ばれるメニューで、一日の食事を取って翌朝は日雇い派遣の仕事へ出向く。

路上や公園で寝泊りするよりも、犯罪などに巻き込まれる心配も少なく、また冷暖房完備なので利用しやすいとされています。

その他にも24時間営業している定食屋などで、一晩を過ごす人もいるそうです。

すべての店舗に共通していることが、24時間営業で施設内であること。

日中は外で仕事をしており、寝る場所を確保するために24時間営業店舗が選ばれています。

また施設内なので夏はクーラー、冬は暖房が効いており、寒さや暑さ対策をしなくても大丈夫。

そしてフリードリンクなどが完備されいる店舗だと、食事を糖分のあるドリンクなどで済ませる人も居ます。

これらの施設の殆どが、低価格で食事が食べれる事も背景にはあると思います。

幾ら糖分などがあるドリンクでも、日中仕事をしているとなると力にはなりませんよね。

豪華な食事は取れないけれど100円200円くらいの食事で、一晩を過ごせるのならお金の心配も苦ではないと思います。

また住所不定として生活している人たちの多くが、コインロッカーを利用しています。

いくら住所不定と言っても、それまでの生活になるまでは何処かに住処があり、荷物もあります。

また生活していく上で着替えなどの必需品が誰にでもあり、それらの荷物を常に抱えての移動は困難だからです。

コインロッカーで人気なのが格安で利用できる所。

東京都大田区の蒲田駅付近には8時間で100円で利用出来るロッカーが人気だそうです。

またネットカフェ難民という造語が生まれる前の1995年頃から、この駅周辺には月額3000円で利用できる月極めコインロッカーもあるそうです。